福祉

福祉の世界には“正解が一つではない”グレーな場面が多く存在します。
だからこそ、介護の仕事には難しさとともに、
深いやりがいと面白さがあるのです。

今回は「現場ってどんな感じ?」「福祉の現場って大変?」って不安に思っている高校生や、進路に迷っているみなさんに向けて、在校生と先生のリアルな対談をお届けします。

クロストークメンバー

  • 福祉

    Y.S.さん

    宮城県/仙台西高等学校出身

  • 福祉

    佐藤 正宏 先生

    介護福祉学科

入学前の不安と介護福祉を選んだ理由を教えてください。

Y.S.さん

Y.S.さん

私は普通科高校出身で、福祉の専門知識が全くない状態での入学だったので、授業についていけるかとても不安でした。特に定期試験が60点以上で合格という基準は、最初高く感じました。でもオープンキャンパスで佐藤先生にお会いして、学校の雰囲気や設備を見て安心できました。先輩や先生方との距離が近くて、ここならやっていけそうだと思ったんです。

佐藤 正宏 先生

佐藤 正宏 先生

オープンキャンパスでY.S.さんに出会った時から印象に残る学生でした。学校選びで“雰囲気”はとても大事ですよね。実際に先輩や先生の表情からその学校の姿勢が伝わります。

学校選びと入学後に感じたギャップを教えてください。

Y.S.さん

Y.S.さん

専門的な授業だけかと思っていましたが、交流イベントが豊富で驚きました。スポーツ大会や校外学習、キャンドル作りや陶芸など、学年を越えて関われる機会がたくさんあり、友達も自然にできました。

佐藤 正宏 先生

佐藤 正宏 先生

交流行事は、人と関わる練習でもあります。授業や行事を通して、学生は自然とコミュニケーション力を身につけていきます。

印象に残っている授業・実習を教えてください。

Y.S.さん

Y.S.さん

実習前のロールプレイで、実際に“利用者役”の先生とコミュニケーションを取る練習をしたのですが、思っていたよりも難しく、壁にぶつかりました。でも授業や日々のグループワークで克服できました。特に、実習先で学んだ知識やスキルが活かされた瞬間に『成長した』と感じます。

佐藤 正宏 先生

佐藤 正宏 先生

学生が実習で失敗や成功を経験して戻ってきた時、顔つきや発言が変わるんです。現場を経験したことで、自信や判断力が身につく。そこが一番の成長ポイントですね。

介護福祉の難しさとやりがいを教えてください。

佐藤 正宏 先生

佐藤 正宏 先生

福祉の世界は“答えが一つではない”グレーな部分が多いんです。同じ技術でも相手によって対応を変える必要があります。そこが難しいけれど面白い。だからこそ、学生には柔軟な発想と探究心を持ってほしいと思っています。

今後求められるマインドとスキルを教えてください。

佐藤 正宏 先生

佐藤 正宏 先生

これからの現場で求められるのは、何よりもコミュニケーション力です。知識や技術は経験で身につきますが、人に合わせて声かけや接し方を変えられる力は、常に磨き続ける必要があります。

Y.S.さん

Y.S.さん

実際に実習で担当した利用者様が認知症の方で、その時も学んだ知識が役立ちました。相手の気持ちの変化に気づけた時、『もっと成長したい』と思いました。

未来の介護福祉をめざす方へのメッセージをお願いします。

佐藤 正宏 先生

佐藤 正宏 先生

介護は決して楽な道ではありません。けれど、大変さ以上に人と関わる面白さや喜びがあります。高齢者の方と接することが好き、誰かの役に立ちたい。その気持ちがあれば、きっと乗り越えられます。そして、卒業後は“人を支えるプロ”として社会に羽ばたいてほしい。知識や技術はもちろん、プロ意識と人間力を備えた人材を育てていきたいです。

Y.S.さん

Y.S.さん

私も最初は不安でしたが、友達や先生方に支えられてここまで来られました。これから入学を考える方には、ぜひ勇気を持って飛び込んでほしいです。人と関わる中で得られる喜びや、自分自身の成長はかけがえのないものです。

SENDAI IRYO FUKUSHI VOCATIONAL COLLEGE

OFFICIAL
INSTAGRAM

仙台医療福祉専門学校公式SNS

医療事務・医療秘書・医師事務作業補助者・調剤事務・歯科事務・
介護福祉士・生活相談員・社会福祉士を
めざす方へ!
SNSで仙台医療福祉専門学校の日常を見てみよう!

こちらもチェック!