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社会福祉士国家試験 合格体験記

2025.03.25

仙台医療福祉専門学校の社会福祉学科は、2年課程を卒業後、2年の相談援助実務を経験することで、社会福祉士国家試験の受験資格を得ることができます。
社会福祉士国家試験は、福祉系国家試験の中で最難関と言われる試験です。社会福祉士を取得することで、福祉分野でのキャリア形成の幅が広がるだけでなく、勤務先の施設によっては、資格を取得することで資格手当が支給されることもあります。

先日、第37回社会福祉士国家試験の合格発表があり、本校社会福祉学科の2022年度卒業生から合格者を輩出いたしました。

【社会福祉士国家試験 合格体験記】
仙台医療福祉専門学校社会福祉学科 2022年度卒業生 細谷さん

Q.社会福祉士をめざしたきっかけを教えてください
元々は介護の仕事に興味があり、介護を勉強できる高校に入学しました。そこで福祉について学ぶうちに、社会福祉士の資格を取得すれば、できることの幅が広がり、もっと自分のやりたい福祉ができるのではないかと感じ、取得をめざすようになりました。

Q.社会福祉士国家試験受験までの大まかなスケジュールを教えてください
夏までは勤務先の施設の業務が多忙で、なかなかまとまった学習時間を確保できなかったため、本格的な学習は9月の下旬ごろから始めました。
仕事の日は2時間程度、休日は8時間ほど学習時間を確保するようにしていました。

Q.働きながら学習時間を確保するのは大変だったと思いますが、どのように工夫しましたか?
休日はもちろん、仕事の休憩時間に勉強しました。職場の同期や同僚に社会福祉士を取得している方がいたため、参考書や過去問題を譲ってもらい活用しました。
学習は主に、福祉カレッジのネット教材を活用しました。要点がしっかりとまとまっていて、解説動画も時間調整をしながら観ることができ、限られた時間の中で学習する私にとっては、とても良い教材でした。

Q.社会福祉学科の卒後フォローアップ勉強会に参加して良かった点はありますか?
勉強会では、同じ試験を受ける同級生とも会うことができたので、試験勉強に関する情報交換ができたのが良かったです。
また、社会福祉学科の先生方に、勉強の悩みを聞いてもらうことで心に余裕ができたと感じます。

Q.今後の目標を教えてください
私が勤めている施設は、さまざまな形で地域福祉に貢献しています。これまではケアワーカーとして働いていましたが、社会福祉士を取得したことで、自分の活躍の場をもっと増やせると思います。力を発揮できるよう、頑張ります。
また、次は精神保健福祉士の資格取得もめざしたいと思っています。

Q.実務経験を積みながら社会福祉士国家試験合格をめざす方にメッセージをお願いします
根詰めて勉強してしまうと、かえってストレスになり、仕事にも生活習慣にも悪影響を及ぼすと思います。焦る気持ちもあるとは思いますが、限られた時間を有効に活用して、ほどほどに勉強を頑張る、というのが唯一の秘訣かと思います。


★社会福祉学科卒後フォローアップ勉強会★
社会福祉学科では、卒業後2年の実務経験を経て、社会福祉士国家試験に挑戦する本学科の卒業生を対象にフォローアップ勉強会を開催しています。
試験対策のポイントや勉強方法の確認だけでなく、さまざまな福祉現場で活躍する卒業生同士の情報交換の場としても活用されています。学生たちの目標実現に向けて、卒業後にも先生方がしっかりとフォローしていきます。