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仙台医療福祉専門学校お知らせ一覧です。

編入学試験合格者インタビュー

2024.01.26

専門学校での2年間の学習を経て、関連する専門分野をより深く学びたい、研究したいという学生には四年制大学への編入学という道があります。仙台医療福祉専門学校では、学生本人の希望をヒアリングしたうえで、編入学試験の受験をサポートしています。学生一人ひとりが多様な進路を選択できることも、仙台医療福祉専門学校が選ばれる理由の一つです。
今回は、編入学試験に挑戦し、合格した学生にインタビューを行いました。ぜひ進路活動の参考にしてください。

【合格者インタビュー】
社会福祉学科2年 K.Wさん(福島県出身)
編入学先:名寄市立大学保健福祉学部社会福祉学科(北海道)

Q1. 福祉を学ぶ理由を教えてください。
私は、人口の少ない地域の出身で、さまざまな人と関わりながら過ごしていました。生活していく中で「地域で人々の役に立てる仕事がしたい」と考えるようになり、その中で興味をもったのが地域行政と連携して仕事をすることができる社会福祉士です。世代を問わず幅広く地域福祉分野で活躍できる点が、自分の理想に近いと思いました。

Q2.編入学を希望した理由を教えてください。
専門学校入学前から、大学に編入学するルートも視野に入れていたため、福祉を幅広く学ぶことができ、編入学の実績もある仙台医療福祉専門学校の社会福祉学科に進学を決めました。同学年の友人たちのほとんどが福祉分野に就職する中、私が編入学を選択した理由は二つあります。
一つは、勉強に集中したいと思ったことです。社会福祉学科を卒業後、相談援助実務を2年経験すると社会福祉士国家試験を受験することができますが、自分はマルチタスクではないため、働きながら資格を目指すより、勉強や研究に引き続き集中した方が良いと思いました。
もう一つは、福祉の学びを深めたいと思ったこと。専門学校の2年間で基礎的な知識や技術を身につけられたと感じつつ、実習や学外でのボランティア活動などを通して自分の未熟さを実感することも多くありました。あくまで自分の感覚ですが、社会に出る前にもっと経験を積みたい、福祉の学びを深めたいと思い、編入学を決意しました。

Q3. 編入学試験までのスケジュールや、苦労したことを教えてください。
1年次の12月頃に、自分の目標とする「地域福祉」に強い大学をピックアップし、志望校を3校まで絞りました。2年次には各大学のオープンキャンパスに参加し、夏頃に志望校を決定しました。志望校が決定してからは、日々の授業や実習と両立しながら、小論文と面接試験に注力しました。担任の先生にも、小論文の添削や面接試験対策などでサポートしていただきました。
苦労したことは、情報を集めることです。小論文や面接の過去問題はもちろん、編入学試験に向けた対策や大学の情報など、自ら進んで探さなければならないことがたくさんあり、時間をかけて取り組みました。

Q4. 専門学校から大学へ進学するメリットだと思うことはありますか?
社会福祉学科では、介護初任者研修や福祉用具専門相談員の資格を取得することができるため、学習の中で福祉の幅広い知識が身につきました。福祉を基礎から実践的に学びながら、複数の資格を得られたことは専門学校のメリットだと感じます。
さらに、高齢者施設や障害者支援施設で複数回ボランティア活動に参加したことで、福祉サービスの現状を知ることができました。利用者の方々との触れ合いや、ボランティアの企画運営を通して、福祉の難しさや大切さを実感し、理解が深まりました。実習等の単位は大学に引き継ぐことができるため、編入学後は社会福祉士の資格取得に向けて専念することができます。
これは余談ですが、社会福祉学科の2年次は実習日誌やレポート課題などを書く機会が多くあり、それが結果的に小論文を書く力の向上につながったと思います!


社会福祉士国家資格の取得と地域福祉への貢献という目標があるWさん。慣れない土地での新しい生活に不安もあるかもしれませんが、専門学校で身につけた知識と技術を活かして今後も頑張ってください!インタビューにお答えいただきありがとうございました!